Tsukky Moon 〜50歳からの衣・食・住〜

働く主婦tsukkyが家のお片づけを中心に日々あれこれつぶやきます。50歳になったのをきっかけにブログ始めました。Tsukkymoonとは、月×月って感じです^^


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認知症サポーター

こんばんは。

今日は雪の予報だったので、もっと降るのかと思いましたが、積もったりしなくて良かったですね。


突然ですが、認知症サポーターってご存知ですか?


私は、会社で「認知症サポーター養成講座」を受ける機会があり、そこで知ったのですが、このような活動はもっと広まると良いですね。

 

その講座を受けた人は、その場で認知症サポーターになることができます。

認知症サポーターとは】
認知症と言う病気をきちんと理解し、認知症の人や家族を温かく見守る応援者になること。


サポーターになった証には、こちらのグッズを頂けます♪

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詳しくはこちらをらどうぞ

www.caravanmate.com

自分の母が認知症と言うこともあり、この講座のお知らせをみつけた時は、どうしても講座を受けたい、と思いました。
自分なりに、認知症の本を読んだり、WEBで調べてみたり…知識はあったつもりでしたが、それでもとても不安で心細い状態だったのです。

 

私の母が認知症だとわかったのは、2014年3月のこと。
2013年頃から、なんとなく、不思議な言動がありましたが、元々かなり天然なタイプなので、「また変なこと言ってるよ~」くらいに思っていました。

ただ、やっぱり、これはなんだかヤバそうだな。と思ったので、早めに病院に診てもらった方がいいと思い2013年の秋に、物忘れ外来を受診しました。

 

物忘れ外来では
まず認知症のテストを行います。

受けた後の本人の感想…

「ばっちりだったと思う!かなり出来たと思う!」


結果→かなりグレー(爆)

 

そして検査に…
MRIの結果では問題なし。

これで少しホッとしましたが、精密にわかるのは脳波の検査だということでその検査も受けることにしました。

ただ、その検査は翌年の2月まで予約がいっぱいで、それまでグレーの状況のまま待ちましたよww
2月に脳波の検査を受け、その結果は…

アルツハイマー認知症」だったのです。

 

ガーン。。。

 

先生からは
「薬を処方しますが、これからは、ウチの病院に通うのは大変でしょう。近くの診療所で薬を受け取って下さい。紹介状を書きますので、そちらを日頃通ってる診療所に渡してください。」と。

 

「え…?!それだけですか…?」

 

確かに認知症は治療らしい治療はないとは知っていたけれど…そんなもんなのかー

 

その検査を受けに行った病院も(今入院している病院とは違うけれど)御茶ノ水。。


2月に受けた検査の結果を、3月に聞きに行ったので、病院の1階には豪華なお雛様が飾ってあった。。
それを見て、「あら、かわいい」と、母はとても嬉しそうな顔をしていたのが、とても印象的で今も忘れられない。

 

それから、介護サービスを受けて、今の状況(骨折前までの穏やかな日常)に至るまで
さまざまな事がありました…(それはまたブログで書きたくなったら書くと思います)

 

私自身、母の認知症と言う病気をなかなか受け入れることが出来ず、苦しみました。
まず、親友や、本当に親しい人には打ち明けましたが、会社の人、実家の近所の人などにはひた隠しにしようと思ったりもしてました。

 

そもそも…なぜひた隠しにしなければいけないのか…?!

 

悪いことしてるわけでもないのに⁈

そんな疑問やいろいろな不安を、この認知症サポーターの講座を受けることで、スッキリと解決する事ができました。


養成講座の先生は、綾小路きみまろの女性版と言った感じの、大変お話が面白い方で、おもしろおかしく、認知症や、サポーターの必要性について語ってくださいました。

 

そして講座に参加した方の中にも、家族に認知症の人がいる人がいたり、認知症に理解があり、そんな中で、私も「実は私の母も認知症になってしまい…」と普通に話すことができました。
それまでくよくよと悩んでとても辛かったのですがら悩んでいるのは、私ひとりだけではなかった、ととても心強い気持ちになれました。

 

それからは、自分の母親が認知症であることを恥ずかしがったり、ひた隠しにすることも無くなりました(^_^;)

 

このようなサポーターの方、ケアマネの方、介護サービスの施設の方などなど…とても沢山の方に支えられ、両親も私も楽しく生活出来ていると思えます。

 

私も最初に認知症と診断を聞いた時は、とても悲しい気持ちになりましたが、そんなに恐ろしい病気ではありません!

 

まだまだ私は自分の家族のことでいっぱいいっぱいですが、このサポーターになったこと、母のことなど体験を活かして、いけたらなぁ〜なんて思っています。

自分も高齢化に片足突っ込んでますしね(^_^;)

 

 

 


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